同僚への弔辞例 |
弔辞 |
○○君、もう二度と帰らぬ君の御霊に最後のお別れの言葉を申し上げなければ ならない事は、今をもって信じる事ができないのです。 君が入院すると聞いた時、「ゆっくり休んでこい」ぐらいにしか思っていたのですが、 こんなに突然、君の訃報に接するとは、運命の非業を恨んで止みません。 君と僕とは、同じ高校、同じ大学、それに同期入社という不思議な縁で、今日まで 机を並べてきました。君はいつも時間ぎりぎりに出社して来ることが常でした。 一見頼りないような風貌でしたが、お得意様には信頼があり、社内の処理も几帳面 にこなして、仕事に於いては見習う事が多々ありました。 以前私が大きな失敗した時、いっしょに事後処理に奔走してくれて、あの時ほど君に 感謝したことはありません。 改めて一生の友として君と人生を歩んで行こうと決めました。なのに、こんなに早く 別れを告げなければならないとは考えてもみませんでした。 ○○君。あんなに大事にしていたお母様を残して一人逝くのは、さぞかし無念で しょう。お母様の悲しみも計り知れません。あんなに愛しておられたのに・・・ 君に誓います。 残された君のお母様に僕の出来る限りの協力を惜しみません。どうか安心して 下さい。そして温かく見守ってあげてください。 ○○君、あなたのご冥福をお祈り申し上げ、惜別の言葉と共にあなたと親友で いられた事に感謝いたします。 どうか安らかに眠ってください。 さようなら 平成○○年○月○日 ○○○○ |